帰省
実家に帰ると母親がメルカリにハマっていた。
祖父母の遺品を整理するがてらメルカリに出品したらすぐ売れるのが面白らしかったらしい。実家にあふれている使わないものもガンガン出品していた。
元々人数も多いうえどいつもこいつも整理整頓ができない家族だったのでものが減る分にはいいと思う。これ売った〜とか言われてもそんなものあったのかいなって感じだ。
東京に帰ってきて電車やら道端やらでやっぱり暖かいなと感じる。札幌の日中よりこっちの真夜中の方が暖かい。雪もない。冬はやっぱり裸になった木とアスファルトばかりに目がいく薄暗いそれの方が安心する。どこもかしこも真っ白な冬は陰鬱さを感じさせないので趣がない。雪なんてたまに降ってすぐに溶けるくらいがちょうどいい。
今回の帰省は1週間余りなのでやりたいことを全部は出来ない気がする。大学に馴染めてきたこともあって札幌も悪くないな、春休みに3月までは札幌いようかな、なんて思ってたけど、少し考え直している。春休みに札幌を訪ねようと思っている人がいるなら早めに声をかけて欲しい。それならまぁ、向こうでしばらく残ってるのもありかな、と。
札幌宅より寒い実家の一室より愛をこめて
かしこ